「きちんと話を聞いてもらってホッとした」「そばにいて耳を傾けてくれる人がいることで元気が出た」――。そんな対人援助や自己援助に取り組む人に役立つ「『傾聴』による気づきと学びのセミナー」が12月1日(土)10~16時に大阪で開かれる(要事前申し込み)。会場は大阪国際交流センター3階会議室(地下鉄「谷町九丁目」または近鉄「大阪上本町」)で、参加費は4,000円。
講師は関西外国語大学准教授で同大学学生相談員でもある堅田利明さん。堅田さんは言語聴覚士として大阪市立総合医療センター小児言語科で吃音(きつおん)を持つ子どもたちを長年にわたって支援してきた( 詳しくはこちらの記事を参照)。
「このセミナーでは、話を聴く際の基本姿勢と傾聴を柱とした面談の方法について、演習を通して学んでいきます。ていねいに感情を聴き取っていくことで、気持ちや考えを整理できたり、今取り組むべき事柄への気づきが得られるなど、深くて貴重な時間を過ごすことができます。今月は長野県下2カ所でも開催し、約40人が参加されます。相談員・教師・保育士・医療職など対人援助専門職やグループファシリテーターの人だけでなく、保護者や学生も参加していただけます」と堅田さんは言う。
参加申し込みは往復はがきで。11月25日(日)消印有効。往信裏面に①セミナー参加希望日と会場②氏名(フリガナ)③住所④電話番号⑤メールアドレス(パソコンからのメールが受け取れるもの)⑥職種⑦所属⑧「朝日ファミリーデジタルを見た」⑨参加希望理由を書いて、〒573・1001枚方市中宮東之町16-1 関西外国語大学 堅田利明研究室へ。
問い合わせ専用メール:64tranghai@gmail.com ※メールでの参加申し込みは受け付けできない